最初の冬季テストを完了

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ・サーキットで、2025年シーズンに向けた最初のWorldSBK冬季テストが行われ、アルバ・イット・レーシング – ドゥカティチームが参加した。ニコロ・ブレガは初日のみの走行を選び、アルヴァロ・バウティスタは翌日の午前中まで走行。これにより、2025年に向けたテスト時間を半日分セーブする形となった。

DAY 1

ニコロ・ブレガは、シャーシの調整やタイヤの比較に重点を置き、精力的に作業を進めた。イタリア人ライダーは86周を走行し、午前中にSCQタイヤで1分38秒142の最速タイムを記録。これが初日のベストタイムとなった。一方、アルヴァロ・バウティスタは85周を重ね、タイムアタックには専念せず、多くのセットアップの試行を行った。最終タイムは1分39秒567で2位にランクインした。

ニコロ・ブレガ

「今日の成果にはとても満足しています。セットアップ面でもポジティブな解決策が見つかりました。良い感触でテストを終えられたことは重要です。冬の間にトラックでもトレーニングでも全力で取り組み、オーストラリアに向けて万全の準備を整えたいです。」

アルヴァロ・バウティスタ

「今日は通常とは異なるテストでした。今シーズンに直面した困難をリセットするために、標準のセットアップからスタートしました。この2日間の目的は、次のテスト日程で取り組むべき正しい方向性を見つけることです。」

DAY 2

アルヴァロ・バウティスタは初日からの作業を継続し、午前のセッション終了をもってテストを終えた。スペイン人ライダーは39周を走行し、最速タイムは1分39秒749だった。

アルヴァロ・バウティスタ

「非常に実りある半日でした。昨日からセットアップをリセットして始めた結果、帰宅する際に良い感触を持つことができる多くのポジティブな指針を得ることができました。」

アルバ・イット・レーシング – ドゥカティチームは、このテストを経て2025年シーズンに向けたさらなる準備を整え、次のテストセッションへと期待を高めている。

(Photo courtesy of Ducati)