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ドゥカティ 軽量になった新型パニガーレV2を発表

ドゥカティは2025年ワールド・プレミアで、新たなV2エンジンを搭載した新型「パニガーレV2」と「ストリートファイターV2」を発表した。新設計のツインエンジン「ドゥカティV2」を搭載し、従来より軽量化され、サーキットでのパフォーマンスと公道での楽しさを兼ね備えたバイクとして登場している。

パニガーレ V2

パニガーレV2はドゥカティのスポーツバイクの新たな歴史を切り開くモデルだ。初めてエンジンからゼロベースで設計され、歴代の「748」「848」「959」の伝統を受け継ぎながらも、軽量で公道での扱いやすさを追求している。特に、4kgの軽量なモノコックフレームと90° V2エンジンの組み合わせで、V2 Sバージョンでは15kgもの軽量化が実現されている。

デザイン面では、フルLEDヘッドライトと二重DRLを備え、パニガーレV4を彷彿とさせるフロントの力強い表情を特徴としている。エアフローを整えるパッシブベンチレーションによりライダーの快適性も高め、公道での走行がさらに快適になった。

新型V2エンジン

新開発の90° V2エンジンは、インテークバルブの可変タイミング機能を備え、Euro5+規制に準拠。890ccで120馬力を発揮し、トルクの約70%が3,000rpmで利用可能だ。サーキットではレーシングエキゾーストに交換することで最大126馬力にまでパワーアップ可能で、さらなる軽量化も実現する。

最先端の電子制御

6軸IMUを搭載し、コーナリングABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)、エンジンブレーキコントロール(EBC)、ドゥカティ・クイックシフト(DQS)2.0など、最新の電子制御システムが装備されている。また、4種類のライディングモード(レース、スポーツ、ロード、ウェット)で、走行環境や好みに応じてバイクの性能を簡単に調整できる。

サスペンションとフレーム構造

パニガーレV2は、軽量で高効率のモノコックフレームを採用し、エンジンをフレームの一部として使用。完全調整可能なサスペンションにはマルゾッキ製フォークとカヤバ製ショックが標準装備されており、V2 SバージョンではÖhlins製のフォークとショックが提供され、さらなるカスタマイズが可能だ。

アクセサリーとカスタマイズ

両モデルには、サーキット用エキゾースト、クルーズコントロール、ターンバイターンナビゲーション、USB電源など、豊富なアクセサリーが用意され、パフォーマンスの向上や公道での快適性を高めることが可能だ。

発売時期とカラー

パニガーレV2は2025年1月末に、ドゥカティレッドカラーで販売予定だ。

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