フランチェスコ・バニャイアが新シーズンへの抱負を語り、昨年の悔しさをバネにさらなる高みを目指す姿勢を明らかにした。11勝を挙げながらもランキング2位に終わった昨季を振り返り、ミスから学び改善する重要性を強調。今年はチームとともにタイトル奪還に挑む意気込みを見せた。
新たなチームメイトであるマルク・マルケスとの共闘にも期待を寄せ、最強の組み合わせとして互いにアドバンテージを活かせると自信をのぞかせた。また、新しいバイクの性能にも満足しており、テストを通じてさらに改善を進め、開幕戦への準備を万全に整える考えを示している。
フランチェスコ・バニャイア
「昨年はレースの結果を考えれば非常に良かったですから、今年も引き続き改善していきます。今年は実にエキサイティングなシーズンになるでしょう。新しいチームメイトもいますし、新しいバイクも素晴らしいです。しっかり集中し、状況と新しいバイクを理解していきたいと思っています。」
「昨年11勝したにも関わらずタイトルを逃した最終的な結末について結論を出すのは難しいです。最速であったにも関わらずランキング2位であったことは恥ずべきことです。しかし、今年は自分もチームも昨年のミスから学習し改善していきたいと思っています。」
「マルクはグリッド上では激しい走りをしてくるでしょうが、自分は”ジェントルマン”であることは変えないと思います。マルクと自分とでグリッド上で最強のチームであることは間違いないでしょう。これを互いにアドバンテージにすることが出来ると思います。」
「マルクからも多くを学べるでしょうし、チームとしても機能すると思います。テストを通じてバイクを改善していきますし、開幕戦にしっかり準備を整えていきたいと思います。すべてのレースで1位と2位を獲得出来るポテンシャルがあると思います。これを実現することが重要で、どちらが優勝するかはその時にならないとわかりませんね。」
