カタルーニャGPの契約更新が決定

MotoGPはカタルーニャ・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)での開催契約を2031年まで延長した。2024年の「チャンピオン決定戦」として注目されたソリダリティGP(Solidarity GP)で「ベストGP賞」を受賞したこのサーキットは、世界有数の都市・バルセロナに位置し、情熱的なファンに支えられる最高峰の舞台だ。

1992年の初開催以来、カタルーニャ・サーキットはMotoGPカレンダーにおいて確固たる地位を築き、これまで34回のグランプリを開催。また、MotoGPの連続開催年数で3番目に長い歴史を誇る。今回の契約延長により、バルセロナでのMotoGPの伝統はさらに続いていくことになる。

ミケル・サンペール(カタルーニャ州ビジネス・労働大臣 / カタルーニャ・サーキット会長)

「この契約延長を祝福します。カタルーニャとモータースポーツの結びつきを強化する素晴らしい決定です。カタルーニャ・サーキットでのグランプリは1992年から30年以上続いており、今回の延長により2031年までMotoGPを開催できることになりました。国際的な競争が激化する中で、これほど安定した形でサーキットを維持できることは誇るべき成果です。」

パウ・レラ(フィラ・バルセロナ & フィラ・サーキット会長)

「契約延長はカタルーニャ・サーキットにとって非常に喜ばしいニュースです。MotoGPとこのサーキットは1992年以来、強い結びつきを持ち、世界的な影響力を誇っています。私たちは、ドゥルナ、関係機関、MotoGPコミュニティと協力しながら、グランプリが常に最高水準のイベントであり続け、ファンや関係者にとって毎年忘れられない体験となるよう全力を尽くします。」

カルメロ・エスペレータ(MotoGP運営ドルナ・スポーツCEO)

「カタルーニャ・サーキットとの新たな契約を締結できて非常に嬉しく思います。このサーキットは常に世界最高レベルのレースウィークを提供し、観客動員数も素晴らしいものがあります。さらに、バルセロナという文化的に重要な都市に位置していることも大きな魅力です。我々にとって、この契約延長はまさに理想的な組み合わせであり、今後もこの地でMotoGPを開催できることを楽しみにしています。」

(Photo courtesy of michelin)