マシンの発熱に苦しみながらも完走
19番グリッドからスタートしたリンスは、序盤5周で14位まで順位を上げ、ポイント圏内を維持していた。しかし、レースが進むにつれてポジションを落とし、15周目にはエネア・バスティアニーニに抜かれたものの、同周回でジョアン・ミルがクラッシュしたため15位をキープ。しかし、マシンの発熱が深刻化し、左脚に火傷を負うほどの状況に。終盤にさらにポジションを落とし、最終的に17位でフィニッシュした。
アレックス・リンス
「とても過酷なレースでした。昨日のスプリントでも暑さを感じていましたが、今日は7周目以降、もう耐えられないほどでした。左脚に火傷を負いましたし、レース終盤はマシンのコントロールも難しくなりました。それでも、コーナリング性能など、少し前進できた点もあります。100%の力を出し切ったが、残り4周でターン4でフロントを失い、それ以降は何とか持ちこたえるのに必死でした。求めていた結果ではありませんが、データを分析して改善を目指していきます。」
(Photo courtesy of yamaha)