スタートで失敗も後半に挽回
マリーニにとって26周のレースはリカバリーの戦いとなった。スタート前手順を誤り、1コーナーで最後尾に後退するという痛恨のミス。しかし、その後は冷静にレースを組み立て、ポイント圏内へ着実にポジションを回復。最終的にはジャック・ミラーに0.5秒差まで迫る12位でフィニッシュし、2024年タイGPと並ぶ自身のホンダ最高位を記録した。
ルカ・マリーニ
「フィジカル的にもメンタル的にも良いテストになり、週末全体を通して満足できる結果でした。レースペースも向上してきたし、今日はスプリントよりも長丁場の戦いだったので、少し違うアプローチが必要でした。曇りがあったのも助かりましたね。」
「スタートではミスをしてしまい、手順を誤って焦ってしまったことで1コーナーで最後尾まで落ちてしまいました。でも、そこから良いレースができたと思います。最終的には12位まで挽回しましたが、このミスがなければミルやザルコと一緒にトップ10争いができたはずです。シーズンが進むにつれて、もっと良い結果が出せると確信しています。」
(Photo courtesy of HRC)