初日最速でGP24の手応えを実感

アレックス・マルケスは、イギリスGP初日のプラクティスで1分57秒295の新レコードを記録し、最速タイムをマークした。午前中はセットアップに苦戦したものの、午後には調整が功を奏し、良好なフィーリングを得た。GP24の性能を最大限に引き出すことに集中しており、兄マルク・マルケスについても「2位を狙うなんて言うはずはない」と述べ、彼の本番での強さを警戒している。

アレックス・マルケス

「良いセッションでした。今朝は少しセットアップに苦戦したんですが、その後は良い方向に進みました。明日に向けてステップアップは必要ですが、初日のフィーリングとしては良かったですね。GP24の利点としてはあらゆる面にあると思いますね。自分はGP25を試してことがありませんが、何が異なるかわかりません。」

「ですから違いを意識してライディングはしてませんので、最大の性能を発揮するのみです。マルクみたいな選手が2位を狙うなんて言うはずはありませんから、昨日話していたような調子がよくないかもという話はあまり信用していません(笑)FP1では最速でしたし、明日はさらにスピードを出してくるでしょう。マルクに関してはレースで確実にスピードを発揮してくると思っています。

(Photo courtesy of michelin)