金曜セッションでトラックレコードを記録し好発進
ファビオ・ディ・ジャンアントニオは金曜セッションでトラックレコードを記録し好調な滑り出しを見せたものの、浮かれることなく「まだ金曜」と冷静に状況を見据えた。タイムアタックでは特定条件下でのセッティング変更にも挑戦し、土曜に再現性を求める姿勢を強調。最も多くの勝利を挙げたマルク・マルケスの背後での走行からインスピレーションを得ながら、さらなる向上を誓った。ドライでの感触には自信を持ちつつ、天候次第ではレインコンディションへの適応も視野に入れている。
トラックレコードにも冷静な自己評価
「良い1日でしたしトラックレコードだったみたいですね。とは言えまだ金曜の段階です。週末のスタートとしては悪くありません。地に足をつけて集中して改善すべき部分を改善していきます。明日は多くのライダーが自分のタイムにリーチするでしょうし、さらに良い走りをしたいと思っています。」
セッティング変更とマルケスからの学び
「タイムアタックでは少しセッティングを変えました。ただ、この変更は特定のコンディションでの話ですし、別のトラックでも確認が必要です。同じ走りを土曜日にも再現したいですね。マルクの後ろで走行したのは彼の走りを参考にするためです。彼は最も勝利を挙げている素晴らしいライダーですからね。明日は天候がわかりませんが、ドライでのフィーリングが非常に良いです。レインでも同様に良いフィーリングで走行できることを願っています。」
