バニャイア、ハンガリーGP初日は14番手で終了

フランチェスコ・バニャイアは、ハンガリーGP初日を14番手で終え、Q1行きが決定した。今シーズン苦しんできた「強いブレーキングと深い旋回」が求められるコーナーが揃うこのサーキットでは、事前のテストから厳しい展開を想定していたという。実際、予想通りの難しい走りとなったものの、1日を通じてトップとの差を半分に縮める改善も見られた。

難しい展開を覚悟

「今日の内容は正直あまり良くありませんでした。パニガーレでのテスト後、このコースでは苦戦するだろうと覚悟はしていました。今シーズンこれまで自分たちが苦労してきた要素、つまり強いブレーキングを要するコーナー、ブレーキをかけながらバイクを寝かせ、さらに最後にバイクを曲げ込むタイプのコーナーが、このサーキットには揃っているからです。厳しい展開になることは分かっていましたし、その通りの結果になりました。それでもポジティブな点を見れば、1日を通じてトップとの差を半分に縮めることができました。明日はもう1回走行セッションがありますので、さらに改善できるよう取り組みます。」