16番手スタートからの追い上げ劇
ホルヘ・マルティンはバラトンGPで16番グリッドからのスタートにもかかわらず、果敢なオーバーテイクを重ねて印象的な走りを披露した。ターン1では7台を抜くなど、難コースと言われたバラトンで光る走りを見せたが、まだマシンの習熟段階にあると語る。予選やレースでの学びを重ねつつ、次戦カタルーニャでの更なる進化に向けて着実にステップを踏んでいく構えだ。
「最高のレースだった」:マシンへの適応と課題
「今回のレースは最高でしたね。まだこのバイクを学習しているところです。今日もスターティンググリッドでハンドルバーを変更したりしていました。16番グリッドは難しかったですが、多くのライダーをオーバーテイクできました。コンスタントに走行できましたしね。終盤にマルコに接近できましたが、トライするにはリスクが大きすぎました。多くの周回をさらに重ねていきたいですね。」
オーバーテイクポイントと学びの収穫
「バラトンはオーバーテイクが難しいと言われていましたが、ターン1で7人も抜くことができましたし、ターン4、ターン5、ターン9も良いスポットでした。素晴らしいレースで楽しむことができましたね。良いレースで多くを学習しましたが、表彰台を狙うことは現時点はあまり考えていません。予選、レースにおいてもまだバイクを学習している段階ですから、ステップを踏んでいきたいですね。カタルーニャは自分とアプリリアにとっても良いトラックです。何が期待できるかわかりませんが、改善を続けて結果を将来的に残したいですね。」