マルコ・ベッツェッキは、MotoGP日本GPを前に、自身初となるアプリリアでのもてぎサーキット挑戦に高揚感を隠さない。過去にMoto3で初の表彰台を獲得した特別な思い出があるこのトラックを「好きなレイアウト」と語り、週末に向けての期待を語った。一方で、チャンピオンシップ順位にはまだ執着は見せず、今この瞬間の好調を維持することに集中している。

もてぎへの想いとアプリリアでの適応

「ここに来れて嬉しいです。先週は非常に良かったので内容を繰り返せると良いですが、レイアウトやグリップは異なりますからね。アプリリアで走るのは初めてのもてぎですが、好きなトラックですので早く走りたいです。ブレーキングが多いので好きなトラックです。Moto3で初の表彰台獲得の良い思い出もありますし、楽しみにしています。」

チャンピオンシップ争いより現在に集中

「現時点でチャンピオンシップの順位はあまり気にしていません。週末にはこうしたことは気にしますが、週末を通じて戦闘力を発揮することが重要ですし、今のこの瞬間を継続していきたいです。チャンピオンシップ3位を狙っていくのは、もう少しシーズンが終盤に差し掛かった時に語りたいですね。」

シーズン序盤の困難と好転の手応え

「ウインターテストはホルヘがいなかったので大変でしたので、現時点のような状況を想像できませんでした。ただ、一度良い方向に動き始めてからはすべてが良い方向に動いています。」