フィリップアイランドへの自信と警戒感
フィリップアイランドを得意と語るフェルミン・アルデゲルは、MotoGPバイクで迎える初めてのこの地に慎重ながらも確かな自信をにじませている。過去にポールポジションを3連続で獲得した経験から高いモチベーションを持ちつつ、風と路面温度といった特殊なコンディションへの警戒も怠らない。自身の滑らかでクリーンなスタイルに合った高速セクションを生かし、レースでのスピード発揮に意欲を見せた。

MotoGPマシンでの挑戦とコンディションへの対応
「マルクのようにルーキーとして2連勝しようとは思っていません。高いモチベーションがありますし、フィリップアイランドは自分にとって得意なトラックです。過去にはポールを3連続で獲得していますしね。メンタル面では落ち着いていますがMotoGPバイクで走るこのトラックは今までと異なるでしょう。風も強く路面も冷えていると思います。インドネシアと異なる環境ですから注意深く走行していきます。シーズン終了までのゴールとしては金曜日を改善することです。」
トラック特性とライディングスタイルの相性
「このトラックは作りが好きなんです。高速コーナーがあって、スライドのコントロール、アクセルを開けていく感じ、流れるような作りが自分のクリーンなスタイルに合っています。MotoGPでもスピードを発揮したいですね。」
ルーキー・オブ・ザ・イヤーへの意欲
「ルーキー・オブ・ザ・イヤーになれるとしたら、最高ですね。シーズンスタート前からの目標でした。小椋 のほうがシーズンは良い形でスタートしていましたが、自分たちはそこから大きく改善していくことが出来ました。もちろん小椋 には怪我もありましたが、リードを続けています。おそらくここでルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得できると思います。」