
2025年FIMスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)の最終戦、スペイン・ヘレスラウンドが快晴のもと開幕。FP1では、タイトル争いを繰り広げるニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)がトップタイムを記録し、首位に立った。
ブレガは1分38秒587のタイムでFP1のセッションを制覇。39ポイント差の逆転タイトルを狙うイタリア人ライダーが、その意志を明確に示す形となった。僅か0.088秒差でトプラック・ラズガットリオグル(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)が2番手につけ、チャンピオンシップ上位2名がそのままFP1でも1-2を形成した。
3番手にはシャビ・ヴィエルへ(Honda HRC)が入り、3メーカーがトップ3を占める結果となった。タイムは1分39秒009。アンドレア・イアンノーネ(Team Pata GoEleven)は1分39秒028で4番手。GoElevenでの最終戦を表彰台で締めくくりたい構えだ。
5位と6位にはロウズ兄弟が並び、サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)がアレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)を上回った。サムは1分39秒048、アレックスはそれより約0.15秒遅れで6位。
ルーキーのヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)は7位で好調を維持。ジョナサン・レイ(Pata Maxus Yamaha)は1分39秒576を記録し、8位で最後のFP1を終えた。レイの後方9位にはアルヴァロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)が入り、アンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)がトップ10を締めくくった。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。