ガルシアが表彰台獲得、レットテンビヒラーは6位:スーパーエンデューロ第2戦ドイツラウンド

2026年FIMスーパーエンデューロ世界選手権の第2戦がドイツ・リーザで開催され、レッドブルKTMファクトリーレーシングのジョセップ・ガルシアとマヌエル・レットテンビヒラーが揃って力強い走りを披露した。ワイルドカードとして今大会に臨んだガルシアは、圧巻の走りで総合3位を獲得。レットテンビヒラーも安定した成績で6位に入り、選手権での上位キープに成功した。

練習走行から好調を見せたガルシアはスーパーポール進出を果たし、KTM 250 EXC-Fで2番手タイムを記録。テクニカルなドイツのトラックでも持ち味を発揮し、トップ争いに食い込んだ。

レース1ではスタート直後の混乱でガルシアがやや後退し、レットテンビヒラーが前に出る展開に。しかし両者はすぐにリズムを取り戻し、トップ5圏内へ浮上。レース中盤にはガルシアがレットテンビヒラーを抜いて4位に浮上し、そのままフィニッシュ。レットテンビヒラーも5位でゴールし、セカンドローからの好走を見せた。

リバースグリッドとなったレース2では、レットテンビヒラーがホールショットを奪い、序盤は首位を争う展開に。最終的には4位でゴールし、高い安定感を証明した。一方のガルシアは、再び1コーナーで混戦に巻き込まれながらも着実に順位を上げ、6位でレースを終えた。

最終レースでは、ガルシアが2番手で1コーナーを通過。1周目の終わりに3位へ落ちる場面もあったが、すぐにポジションを取り戻し、そのまま2位でゴール。デビュー2戦目で堂々の表彰台を手にした。レットテンビヒラーも序盤に6位へ浮上し、そのままの順位で安定した走りを見せた。

ガルシアはスーパーポールでの2ポイントと、各ヒートでの4-6-2という成績により、総合42ポイントを獲得。初出場から2戦連続のトップリザルトで、エンデューロGP王者の実力をスーパーエンデューロでも証明した。レットテンビヒラーも全ヒートで着実にポイントを積み重ね、総合6位を獲得。ランキングでもトップ6を堅持した。

次戦となる第3戦は、1月17日にスペイン・ビルバオで開催予定。ガルシアにとってはシーズン最後のワイルドカード参戦となる地元ラウンドで、さらなる活躍が期待される。

ジョセップ・ガルシア

「正直なところ、スーパーエンデューロで表彰台に立つことは今季の目標ではありませんでした。今回の計画は、楽しみながらできるだけ多くのことを学ぶことでした。ドイツではいつも通り100%の力を出し切りましたし、それが結果につながったと思います。トラックのレイアウトも自分のライディングスタイルに合っていて、すごく気に入りました。スーパーポールでは2位になれましたが、最初の2ヒートではスタートで少しもつれてしまいました。それでも、最後のレースではしっかりとスタートを決めて、レースを通してプッシュできたので満足しています。チーム全員のおかげで、夢の一つを叶えることができました。ビルバオでまた会いましょう。」

マヌエル・レットテンビヒラー

「ドイツの地元ファンの前でレースができたのは素晴らしい経験でしたし、会場の雰囲気も最高でした。各ヒートともスタートはまずまずで、混戦の中でもいい走りができたと思います。レース2では表彰台に手が届きそうなところまで行きましたが、最後は少しペースが足りなかったですね。ラストヒートでは6位に入り、そのままフィニッシュできました。今夜の総合6位には満足していますし、次戦に向けてまた頑張ります。」

■2026年スーパーエンデューロ世界選手権 第2戦(ドイツ・リーザ)結果

プレスティージ 総合順位

  1. ビリー・ボルト(GBR)、ハスクバーナ、63ポイント
  2. ジョニー・ウォーカー(GBR)、トライアンフ、45ポイント
  3. ジョセップ・ガルシア(ESP)、KTM、42ポイント
  4. エディ・カールソン(SWE)、スターク、38ポイント
  5. ミッチ・ブライトモア(GBR)、GASGAS、37ポイント
  6. マヌエル・レットテンビヒラー(GER)、KTM、34ポイント

■選手権ポイント(第2戦終了時点)

  1. ビリー・ボルト(GBR)、123ポイント
  2. ジョニー・ウォーカー(GBR)、93ポイント
  3. エディ・カールソン(SWE)、79ポイント
  4. ミッチ・ブライトモア(GBR)、75ポイント
  5. ジョセップ・ガルシア(ESP)、70ポイント
  6. マヌエル・レットテンビヒラー(GER)、KTM、59ポイント

次戦:第3戦は1月17日、スペイン・ビルバオで開催予定。ジョセップ・ガルシアが今季最後のワイルドカード参戦。