
ドゥカティは、2026年MotoGPシーズンの幕開けとして、1月18日から20日にかけてマドンナ・ディ・カンピリオで開催された「カンピオーニ・イン・ピスタ」で、ドゥカティ・レノボ・チームと新型デスモセディチGPを正式に披露した。2026年に創立100周年を迎えるボルゴ・パニガーレの名門は、歴史とレーシングスピリットを融合させた新カラー「ロッソ・チェンテナリオ」を纏ったマシンで記念の年に挑む。
2026年のライダーラインナップは、現MotoGP世界王者マルク・マルケス(#93)と、イタリアンマシンで世界王者に輝いた初のイタリア人ライダー、フランチェスコ・バニャイア(#63)の二人。バニャイアは今季、再起を図るシーズンとなる。
新型デスモセディチGPに施されたロッソ・チェンテナリオは、1949年製ドゥカティ60、そして1955年製グランスポルト・マリアンナを彷彿とさせる歴史的カラー。このリバリーは、アルド・ドルーディとドゥカティ・チェントロ・スティーレの共同作業により、現代的に再解釈され、前方エアインテークを包み込む2本の白いレーシングストライプがアクセントとなっている。
1月19日にはパラカンピリオでプレゼンテーションが開催され、ドゥカティ公式チャンネルおよびドルナのデジタルチャンネル、さらにSky Sport MotoGP(チャンネル208)でも生中継された。ファンはピアッツァ・シッシでイベントを追体験することもでき、午後にはライダーたちと対面する機会も設けられた。
現地では、バニャイア、マルケスに加え、ドゥカティ公式テストライダーのミケーレ・ピッロ、ドゥカティCEOクラウディオ・ドメニカーリ、ドゥカティ・コルセゼネラルディレクターのルイジ・ダッリーニャ、スポーティングディレクターのマウロ・グラッシッリ、チームマネージャーのダヴィデ・タルドッツィらも登壇。また、地元観光局のトゥッリオ・セラフィーニ会長とトレンティーノ自治州観光担当委員ロベルト・ファイローニもイベントを祝った。
翌20日には、伝統のスキー大会や自然散策などが実施され、ドゥカティ関係者とジャーナリストが交流を深めた。バニャイアは元アルペンスキー王者ジョルジョ・ロッカとレースに参加、マルケスはナンビノ湖へのトレッキングでリラックスしたひとときを楽しんだ。
夜にはドルミュー天文台でドゥカティのレーシングの歴史を振り返る没入型展示が開かれ、1955年のグランスポルト・マリアンナ125から、MotoGP初タイトルを獲得したデスモセディチGP – 2007、そしてフェルミン・アルデゲルが制したMotoE仕様のV21Lまで、ドゥカティの象徴的なマシンが一堂に会した。この展示の中心テーマは「一世紀を秒で紡ぐ(A Century Made of Seconds)」であり、ドゥカティのスポーツDNAを可視化する象徴的な空間となった。
イベントはドゥカティ、マドンナ・ディ・カンピリオ観光局、トレンティーノ・マーケティングが共同開催し、アウディ、レノボ、モンスターエナジー、シェルがパートナーとして参加。スポーツの枠を超え、ブランドの世界観を体験できる空間を創出した。アウディは、マルケスとバニャイアによる凍結湖上でのAudi RS e-tron GTパフォーマンス試乗体験も用意。フォーミュラ1とMotoGPという二つの頂点に立つモータースポーツブランドが融合し、最先端技術とスポーツの融合を体現した。



クラウディオ・ドメニカーリ(Ducati CEO)
「カンピオーニ・イン・ピスタは、ドゥカティにとって象徴的なイベントです。マドンナ・ディ・カンピリオでの開催は今年で4年目となり、この地との強固な絆を再確認する機会となりました。ドゥカティ・レノボ・チームの紹介はもちろん、ドゥカティファミリーとの再会を楽しみにしています。我々は、トラック内外でチームワークと信頼関係を築くことこそが成果を生むと信じています。マルクとペッコという、勝利への意志を持った最高のライダーと、共に成長してきたチームで2026年シーズンに挑みます。今年のマシンは、ドゥカティのアイデンティティそのもの。レッド、レーシングスピリット、そして創立100周年。このすべてがトラックで表現されるのは、非常に感慨深いです」
マウリツィオ・ロッシーニ(トレンティーノ・マーケティングCEO)
「カンピオーニ・イン・ピスタは、メディア露出とファンとの交流の両面で非常に価値あるイベントとなりました。トレンティーノとの深いつながりとスポーツへの情熱を再確認し、地域とブランドとの連携をさらに強化することができました。ドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカーリ氏、関係者の皆様、そしてバニャイア選手とマルケス選手に心からの感謝とエールを送ります」
トゥッリオ・セラフィーニ(マドンナ・ディ・カンピリオ観光局会長)
「第4回カンピオーニ・イン・ピスタは、地域カレンダーの重要イベントとして成長を遂げました。ドゥカティやアウディとのパートナーシップは、我々の地が国際的ブランドと結びつく力を示しています。完璧な自然環境とプロフェッショナルなホスピタリティが融合した本イベントは、毎年その完成度を増しています」




中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。







