
bimota by Kawasaki Racing Team(BbKRT)は、1月28〜29日にポルトガルのアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで実施されたヨーロッパ最後のプレシーズンテストに参加。しかし、連日にわたる悪天候の影響により、走行を行ったのはテストライダーのシャビ・フォレスのみだった。今テストでもBbKRTは、2026年シーズンのライバルたちと同じトラックで貴重な走行機会を得たが、前週のヘレス同様、ポルティマオでも天候に悩まされた。とくに今回は強風が加わり、路面状態も終始芳しくなかった。
初日は一時的に雨が止んだものの、路面は完全には乾かず、ドライコンディションでのセッティングや新パーツの評価は実施できなかった。このため、2026年契約ライダーであるアレックス・ロウズとアクセル・バッサーニは一切走行せず、フォレスがすべての作業を担った。
フォレスは、レインコンディション下でのマシン開発を進めるべく尽力。主に電子制御系の確認やウエット向けセットアップの改良に注力し、限られた条件の中でも有益なデータ収集を実現した。
次なる予定は、2月3日にスペイン・バルセロナ近郊の本拠地で行われるチームの公式発表会。その後は、2月16〜17日にフィリップアイランドで実施される公式テストへと続き、2月20〜22日の開幕戦に臨む。2026年は、BbKRTとKB998リミニにとってスーパーバイク世界選手権参戦2年目のシーズンとなる。
アレックス・ロウズ
「シャビ・フォレスとチームの皆が、レインコンディションでのマシン改善に向けて本当に一生懸命作業してくれました。チーム全体が一丸となって取り組めており、みんなの努力に感謝しています。自分としては、走行できるほどのコンディションではなかったので、ポルティマオまで来たものの少しフラストレーションの残る結果となりました。それでも冬の間に進めた改良に自信を持ってオーストラリアに向かいますし、フィリップアイランドの2日間でやるべき項目をしっかりこなして開幕戦に備えます。まずは来週のチーム発表会で、2026年仕様のカラーリングを見るのが楽しみです。」
アクセル・バッサーニ
「ポルティマオでは走行していないので、バイクやテスト内容についてコメントはできません。とても悪いコンディションの中で、シャビが本当に懸命に作業してくれたので、感謝の気持ちでいっぱいです。結局のところ、どのチームも多くの走行ができたわけではなく、全員がほぼ同じ状況でオーストラリアに向かうことになります。公式テストの2日間はとても忙しくなりそうですし、試すべき項目も多いです。開幕戦に向けてベストな準備ができるよう、全力を尽くします。」
アレックス・ロウズのチーフクルー、ペレ・リバ
「特に言うことは多くありません。ポルティマオでは雨と強風により、アレックスは走行していません。その代わり、シャビ・フォレスという非常に優秀なテストライダーがいて、彼からは有益な情報を得ることができました。今回は主に電子制御の確認を行い、ウエットコンディションでのデータを収集しました。今はオーストラリアでの公式テスト、そして開幕戦に向けてチーム一同前向きな気持ちで準備を進めています。」
アクセル・バッサーニのチーフクルー、ウリ・パラレス
「ヘレスに続き、ここポルティマオでも天候に恵まれませんでしたが、幸運にも我々にはシャビ・フォレスという優秀なテストライダーがいます。この2日間で、特に電子制御の分野において非常に興味深い観察結果を得ることができました。また、KB998リミニのパフォーマンスに関しても改善や学びがありました。最終日の朝には、ウエット向けセットアップで大きな前進を遂げられたと感じています。フィリップアイランドでのシーズン開幕に向けて、メインライダーたちと良いスタートを切る準備が整いつつあります。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。