カワサキ ポルティマオテスト最速タイムを記録 FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)

2026年型カワサキ・ニンジャZX-10RRの開発を進めるカワサキWorldSBKチームは、1月28〜29日にポルトガル・ポルティマオで行われたプレシーズンテストに参加。初日の走行でギャレット・ガーロフが1分46秒262を記録し、全体の最速タイムをマークした。

テスト初日は、4.592kmのアルガルヴェ・サーキットで一時的に気温が上がったものの、路面は依然として湿った状態。ガーロフはWorldSBK勢で最初にスリックタイヤを投入し、果敢な走行でトップタイムを叩き出した。一方、2日目となる1月29日(木)は朝から終日フルウエットのコンディションとなり、ガーロフはこの日は走行を行わず、テストを終了。多くのWorldSBKおよびWorldSSPチームも同様に走行を見合わせた。

開幕戦は2月20〜22日にオーストラリア・フィリップアイランドで開催。直前の16〜17日には恒例の公式テストが予定されており、実戦に向けた最終調整が行われる。

ギャレット・ガーロフ

「ポルティマオでのテストは厳しいものでした。完全なドライコンディションでは一度も走れませんでしたが、初日は湿った路面で約20周を走行しました。スリックタイヤも試しましたが、転倒リスクが高かったのでかなり慎重に走らなければなりませんでした。それでも、冬の間にチームが一生懸命取り組んできたZX-10RRのデータを取ることが重要だと思ったので、挑戦する価値がありました。このサーキットは長いストレートがあるので、新しい空力パッケージを試すには理想的な場所です。まだ本気でプッシュはしていませんが、それでも明らかな改善が感じられました。本格的な開発作業は、オーストラリアでの公式テストから本格的にスタートすることになります。」