
進化したマシンにチェッキネロが見据えるホンダ再興の青写真
セパンテストでホンダHRCの手応えを語ったルチオ・チェッキネロは、新人ディオゴの繊細な感覚と的確なフィードバック能力に満足感を示した。ライダー陣からも「過去最高のMotoGPマシン」と称される今回のバイクは、加速やトップスピード、安定性において大きな進化を遂げたと語る。一方で、ヨハン・ザルコは依然としてバランスに課題を抱え、快適さを欠いた状態に慎重な姿勢を見せている。輸送の問題による調整の遅れもある中で、チェッキネロは若き才能をプレッシャーから解放し、着実に戦力として育てていく考えを強調した。チームとしても開幕戦へ向けて着々と仕上げに向かっている様子がうかがえる。
ルチオ・チェッキネロ(チームマネージャー)
「ディオゴは技術者に伝えるフィードバックが非常に性格ですね。彼はエンジニアからの質問に明確にYES/NOで答えています。”わからない” “もう一度”といったことはありません。彼は非常に繊細でフィーリングが細かいようで、彼のパフォーマンス含めて満足しています。」
「バイクは大きく進化しましたね。ザルコだけでなく他のライダーもそう語っていますし、ラップタイムがこれを雄弁に語っていますよね。ヨハン・ザルコはもう少しバイクのバランスを見つける必要があるとしていますし、まだ快適に感じることができない部分があるようで、リスクを取ってプッシュしたくないと感じているようです。ですから、この部分に集中して作業を行い開幕戦を迎えたいと思います。」
「ディオゴは落ち着いていますし、時間の余裕があればチームの皆にアイスを買ってくれたりしています。ただ、彼にとってはプレッシャーを感じずに作業をすることが重要なんです。輸送の問題もあって少しテストに影響は出ていますが、彼には余計なプレッシャーを感じずに少しづつ前進したいですね。」
「多くのライダーが今までで最高のMotoGPバイクだと語っていますが、確かに私もそのように感じます。明らかにデータが物語っています。ポテンシャルが高く加速も素晴らしいです。トップスピードもいいですね。バイクの振動などの問題についても解決していますし、間違いなくホンダHRCは正しい方向に向かって進んでいますね。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。