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★MV Agustaから205馬力の2018年式F4 RCが登場

世界で250台限定モデルとして、MV Agustaから2018年式のF4 RCが登場しました。まさにWSBKマシンそのままのスペック、装備でありながら、動く宝石と言われる圧倒的な美しさも健在です。

MV Agusta F4 RCはWSBKの魅力、興奮を、エレガントでエクストリームな姿の中に感じさせます。全ての部品が手作業で組み立てられ、レオン・キャミアが操縦するF4 Reparto Corseレースバイクと同様に丁寧に組み上げられています。

F4 RCはレーザーのようにシャープなレーシングスピリットの象徴と言えます。伝説的な MV Agusta F4 モデルとして、RCは技術革新の頂点と、ダイナミックなパフォーマンスの象徴と言えるバイクです。カラーとグラフィックはファクトリーチームのそれと同様で、レーシングエキサイトメントを感じさせます。ゼッケンナンバー37は、MVが長い歴史の中で獲得してきたマニュファクチャラーズタイトルの数です。

エンジン

F4 RCの技術ベースはF4 Reparto Corseがベースです。Corsa Corta4気筒直列エンジン(ボア:79mm/ストローク:50.9mm)でセントラルディストリビューションチェーン、ラジアルバルブを採用しています。これによって最大出力は205馬力となり、レーシングキットを装着することで、さらに7馬力のパワーアップが可能です。

エレクトロニクス

F4 Reparto Corse同様に、エレクトロニクスプラットフォームは、トラックとストリートで最高のパフォーマンスを約束します。スロットルセンシティビティー、最大トルク、エンジンブレーキ、エンジンレスポンス、レブリミットなどのパラメーターを変更でき、ライディングコンディションに関わらず、ライダーは最大の性能を引き出す事が可能です。F4 RCの慣性プラットフフォームはリーンアングルセンサー、3つのジャイロスコープ、加速度センサーから成っています。またスタンダードでEAS 2.0エレクトロニクスアシストシフトを搭載します。

フレーム、サスペンション

フレームはクロモリスチールをTIG溶接で仕上げています。フレームのセンターは軽量アルミアロイプレートを採用し、これによりスイングアームのピボット位置の調整が可能です。サスペンションはNIX 30タイプのフロントオーリンズサスペンションで、チタンコーティングが施されています。これはコンプレッションを左側、リバウンドを右側で調整可能です。リアにはオーリンズ TTX 36ショックを採用。また調整式のステアリングダンパーを装備しています。

ブレーキ

ブレンボのブレーキはF4 RCに鋭いブレーキングパワーと、ユーザーフレンドリーな使い勝手を提供しています。フロントには320mmのスチールディスク、アルミフランジの組み合わせです。キャリパーはブレンボ製30mm 4ピストンのGPモノショック、リアは4ピストンキャリパーと210mmディスクの組み合わせとなります。Bosch 9 Plus レースモードABSには、リアホイール浮き上がり防止システムが搭載されています。

その他

軽量化のためにフェアリングにはカーボンが使用され、トラックでのパフォーマンスアップのためにレースキットが用意されています。これにはSCプロジェクトのチタンシングルエキゾーストなどが含まれ、レーシングECUと組み合わせることで最高のパフォーマンスを発揮します。
その他にはクイックリリースタイプの燃料キャップ、カーボンファイバー製のヒートシールド、シングルシートカバーなどを装備、軽量スクリューなどを使用しています。

<MV AGUSTA プレスリリース>

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