
2026年ラリーレイド・ワールドカップ第2戦ラリー・レイド・ポルトガルのステージ1が行われ、モンスターエナジー・ホンダHRCのマルティン・ベントゥーラとプレストン・キャンベルは、過酷なコンディションの中でともに完走を果たした。
夜通し降り続いた雨により、グランドラを起点とする約200kmのループステージは極めて難易度の高いものとなった。12kmのリエゾン後に始まる177kmのスペシャルでは、深い泥、増水した川渡り、そして高い集中力を要求されるナビゲーションがライダーたちを苦しめた。その後31kmのロードセクションを経て、前日のプロローグコースを逆走する最終区間が設けられ、多くの観客が見守る中でフィニッシュを迎えた。
アメリカ出身のプレストン・キャンベルは、ポルトガルでの経験が浅い中でも見事な走りを披露。ステージ優勝のブルーノ・サントスから3分42秒差の4位でフィニッシュし、総合でも4位につけた。表彰台までわずか13秒差と接近しており、ホンダCRF450 RXラリーでさらなる上位進出を狙う。
地元ポルトガルのマルティン・ベントゥーラは、粘り強い走りでステージ7位を記録。トップから5分26秒差で、総合でも7位につけている。今後のステージでの巻き返しに向けて戦いを続ける構えだ。
両者は無事にグランドラのビバークへ帰還。第2ステージではスペインへと舞台を移し、総距離500kmに及ぶ長丁場が待ち受ける。よりドライなコンディションが期待される中、厳しい一日となることは間違いない。
ルーベン・ファリア
「今日は水が非常に多く、その中で良い結果を残せたと思います。プレストンはラリー2クラスで4位に入り、優勝から3分42秒差でした。マルティンは万全の状態ではなく、まずは完走を目標にしています。日ごとに自信とスピードを高めていく必要がありますが、トップとも大きく離れてはいません。明日はさらにプッシュして順位を上げられると考えています」
マルティン・ベントゥーラ
「今日は良い一日ではありませんでした。あまり調子が良くなく、痛みもあります。できる限りマネジメントして走りましたが、明日はもっと良くなることを願っています。しっかり立て直して、明日は改善できると分かっています」
プレストン・キャンベル
「スペシャル前半は良かったです。スタートは深くてウェットな砂で、終盤はよりハードパックで滑りやすい路面でした。とても楽しく走れましたし、バイクの状態も良好でした。その後少し休憩を挟んで、3分ほどの最終スペシャルを走りましたが、昨日よりも良いフィーリングでした。初日は良い内容でしたし、明日の雨にも対応する準備はできています」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。