1月6日から開催された2018年のダカールラリーのステージ1を征したのは、2017年に総合優勝を果たしたKTMのサム・サンダーランドでした。ステージ1のSS区間はLIMA – PISCO間の31kmで、砂丘の中のショートステージです。なお1月7日のステージ2はリエゾンが僅か12km、SS区間が267kmというハードなステージとなります。
サム・サンダーランドは2018年のダカールラリーにおいて、ペルーのリマ郊外の砂丘のステージとなった最初の30kmのスペシャルステージで勝利し完璧なスタートを決めた。イギリス人ライダーはKTM450Rallyにナンバーワンのゼッケンを掲げて参戦。2位のAdrien van Beverenに33秒の差を付けて勝利した。(※ヤマハ)
このスペシャルステージは柔らかい砂が、ライダーを疲れさせる。方向を掴みにくく、砂丘によってブラインドが多い事から、数名のライダーがリタイアした。サンダーランドはこの日最後に出発したライダーであったが、タイトル防衛に向けて素晴らしいスタートを切った。2017年のチャンピオンの彼は非常に速い走りであったが、同時にリスクの少ない走りをしており、2018年のダカールラリーを勝利でスタート出来た事を嬉しく思っている。
サム・サンダーランド
「今日は素晴らしい1日でした。初日で勝利出来たことは嬉しいですね。この後は200kmのリエゾンがあります。30km砂丘の中を走ったわけですが、良い走りが出来ました。バイクも良い感触で快適でした。今日は短い走行でしたが、常にステージ優勝を出来るというのは良いものです。明日はタフな1日になります。ただコンスタントに走行し、ミスをしなければ、また良い結果が期待出来るでしょう。」
<KTM プレスリリース>