ロレンソは予選20位となったが、確実にフィーリングは向上していると語る。ザルコのシーズン途中でのチーム離脱に関して、結果の出ていないロレンソも同列に捉えられがちだが、途中で諦めるという選択はないとしている。とは言え実質的には来年の前半戦で表彰台を獲得出来るポテンシャルをHRCに見せない限り、2021年以降のチーム残留は厳しいのではないだろうか。
ホルへ・ロレンソ
「ポジションは良くないですが、フィーリングとTOPとの差は昨日より良くなっています。これは間違いなくポジティブと言えます。セッションごとに改善していますし、ペースもコンスタントです。予選では1本目のタイヤで良いペースでしたが、ソフトタイヤでタイムを向上出来ませんでした。レースに関してはミディアムを使用することになるでしょう。」
「確かにヤマハやDucatiで優勝していた時より良い気分でレースは出来ていません。しかし自分はファイターですから、なんとか改善すす方法を見つけてベストを尽くしていきます。皆が途中で止めたり引退しないのか?と聞きますが、途中で諦めるという選択肢はありません。2年間の契約があるわけですから、レースごとに改善すべく作業を続けていきます。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of michelin)