序盤はTOP10も見える位置で走行したロレンソだったが、すぐにリアグリップが低下。最終的に20位でレースを終えた。ライディングスタイルに合わないバイクから信頼感を得ようと苦戦しており、フロントの信頼感を得るためにリアのセッティングを犠牲にしていると語る。改善の方向性を見つけ、HRCがこれに早めに応えてくれることが期待される。

ホルへ・ロレンソ

「スタート時点では素晴らしいスタートから戦闘力を発揮出来ました。しかしリアタイヤの摩耗が大きかったですね。スタンダードセッティングだとリアにグリップが感じられないんです。レースの中ではずっとリアのスピニングをなんとかしようとしていました。それでもリアタタイヤのグリップはどんどん落ちていったんです。なんとかして解決策を見つける必要があります。マルクやカルに近いセッティングだとフロントの信頼感が失われます。そのため常にフロントの信頼感を得るためにリアのセッティングを犠牲にしているんです。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)