ロレンソのペースはレース前半は48秒台、後半は47秒台後半にまで回復した。日本GPでは旧型シャーシを再度テストする中である程度のフィーリングを取り戻しているようで、ロレンソ自身もペース改善から手応えを感じていると語る。トップ選手達は46秒台前半〜後半で走行していることを考えると道のりはまだ長いが、オーストラリアでも改善を進めることが出来るだろうか。

ホルへ・ロレンソ

「今週はバイクの改善がありましたしフィーリングも良くなりました。レース後半ではバイクのライディングを再び楽しむことが出来ていましたし、レース前半よりも速いタイムで走行出来ています。今までのレースよりもフロントランナーに接近することが出来ましたし、終盤はファステストラップから1秒以内で走行出来ていました。」

「問題はレース序盤に思ったようなライディングが出来なかったということで、ここでかなりの時間を失ってしまっています。ただ終盤に向けて改善を進めることが出来、ブレーキも深くかけて速いタイムで走行出来ました。後半のペースで走行出来ていれば、もう少しトップ選手に接近出来たでしょう。この流れでフィリップアイランドに向かいたいですね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)