シルバーストーンで表彰台を獲得した勢いそのままに挑んだアレイシ・エスパルガロは、レースペースの速さに苦戦。前半でタイヤをかなり使ってしまったことで、後半はトラクション不足に悩み、ジョアン・ミルを追うことは叶わなかった。しかし週末を通じてしっかりと結果を積み重ねてきた後のレースでの4位ということで、走行内容に満足だと語る。[adchord]MotoGP2021アラゴンGP 4位アレイシ・エスパルガロ「表彰台を味わってしまうと4位は十分ではない」[adchord]

ソリッドな週末でポジティブなレース

アレイシ・エスパルガロ

「今日は4位ですがシルバーストーン以上に苦戦しました。レースペースは前半が速かったので難しかったですね。そのせいで後半はリアのトラクションがまったくなくなっていたんです。残り5周でジョアン・ミルを追うことが出来ませんでした。

「ですから、後半は無理をせずに4位で完走することを選びました。チャンピオンシップでは7位ですから、これをしっかりと守ることが重要だと思っていました。あと少しで表彰台でしたから悔しいですね。」

正直なところ、表彰台を味わってしまった後は4位は十分ではありません。しかしソリッドな週末でしたし、ポジティブな内容だったと思いますね。昨年は苦戦したミサノにこれから向かうわけですが、良いレースがしたいと思います。」MotoGP2021アラゴンGP 4位アレイシ・エスパルガロ「表彰台を味わってしまうと4位は十分ではない」(Photo courtesy of michelin)