ファビオ・クアルタラロは今回ペッコが優勝した場合、表彰台を獲得しない限り最終戦に望みをつなぐことが出来ない状況だった。予選12番手スタートからで厳しいレースが予想されたが、素晴らしいスタートから追い上げ、後方から迫るマルコ・ベッツェッキを寄せ付けず3位を獲得した。最終戦は優勝しつつ、ペッコが15位で無い限りタイトル獲得の可能性はないが、楽しんでいきたいと語る。[adchord]
バイクに楽しんで乗れたことが大きい
ファビオ・クアルタラロ
「スタート時点でペッコが前で良い位置にいるのがわかったので、ターン1のブレーキをかなり遅らせました。ターン1の時点で5位くらいになれたので、その後はトップグループに必死でついていきました。正直マルコ・ベッツェッキの走りは気になりませんでした。自分はペッコ達に追いつくのに精一杯でしたからね。」
「ここまで予選順位が悪いなかで素晴らしいレースでした。今日はそこまでポイントは計算していませんでしたが、ペッコがトップで走行していたので表彰台を目指していました。最後の2周は接近出来ましたが、本当に前後タイヤが限界でした。ですから最終ラップは少しペースを落としていました。」
「左手はホールショットデバイスを多様するサーキットではよく使います。しかし薬とアドレナリンの作用で大きな問題ではありませんでした。タイトルを獲得するのはかなり厳しい状況ですが、それよりも今回バイクに楽しんで乗れたことが大きいですね。」
(Photo courtesy of yamaha)