前回のレースで左手を酷く負傷しているマルコ・ベッツェッキ。序盤は快適に走行出来ていたようだが、7周目ごろから痛みが出るようになり、走りの正確性が失われてしまったという。とは言え序盤にしっかりとギャップを作っていたことが幸いし、そのまま2位でレースを終えた。決勝レースは長丁場のため、かなり苦戦をすることを予想している。

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セクター1で特に苦戦してしまった

マルコ・ベッツェッキ

「本当にタフなレースでしたが、結果は良かったですね。序盤は素晴らしい走りが出来ていて、フィジカル、バイクも悪くありませんでした。ホルヘにも追いついていましたしね。ただ、その後走行を重ねる中で左手の痛みが出てきて、走りの正確性が失われていきました。」

「特にセクター1ではバイクの方向を変えるのに力が必要なんですが、この場面で苦戦をするようになりました。この部分で少しずつスローダウンするようになってしまったんです。ただ、ホルヘのスピードは素晴らしかったですから、この少しのスローダウンで離されてしまいました。」

「自分としてはベストを尽くしていますし、チームも素晴らしい作業をしてくれました。明日も引き続きトライしていきます。サンマリノではスピードを発揮出来ると思っていましたが、7周、8周で痛みが出てしまう状況なので、明日の決勝レースでは心配しています。明日はミディアムタイヤではかなり振られるので、普段ならいいんですが、今の状況で27周はかなり大変ですね。明日はいずれにしても手は痛むでしょうから、耐えるしかありませんね。」

(Photo courtesy of michelin)