転倒したホルヘ・マルティン同様にフロントにソフトタイヤを履いていたファビオ・クアルタラロ。ポテンシャルが高いことは間違いないが、いかんともし難いストレートスピードの差で苦戦を続けている。レース終盤も大切に走り切って3位を獲得している。
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長年の問題は変わっていない
ファビオ・クアルタラロ
「本当に嬉しいですね。今日は表彰台を争える状況でしたが、そういう時はさらにプッシュしたいと思ってしまうものです。いずれにしても表彰台は嬉しいです。」
「長年ヤマハの問題は変わっていませんし、3位以上のポテンシャルがあることは間違いなかったと思います。引き続き作業を続けますよ。今日は皆が限界で走っていましたから、完走時にお互い接近していたと思います。インドのように優勝したライダーから10秒差といった状況ではありませんでしたから、良かったと思います。」
「ソフトフロントは自分たちにとってはベストタイヤでした。もちろんタイヤのサポートは弱いタイヤですが、自分達には合っていましたね。オーストラリアでは表彰台は難しいでしょうね。タイヤの温存が重要ですし、パワーがヤマハには足りませんから。ここ最近のレースでは表彰台を獲得出来ていますから、引き続き良い結果を獲得できればと思っています。」
(Photo courtesy of michelin)