レース序盤、ホルヘ・マルティンの強力なプッシュに苦戦したものの、残り4周で彼を抜き、そのままトップを守り切った。レース内容には満足しており、今後も良い結果を続けたいと意欲を見せた。また、予選の課題を挙げつつ、フロントタイヤの管理が日曜のレースで重要になると語った。

バスティアニーニ、10ヶ月ぶりの勝利に喜び「ホルヘを抜き、満足できるレースができた」

エネア・バスティアニーニ

「10ヶ月優勝がなかったので、スプリントレースとは言え優勝は嬉しいです。スプリントレースでの優勝自体始めてですね。ホルヘが序盤はプッシュしていましたし彼に近づくのは難しかったです。走行するラインを工夫したりして、残り4周で彼を抜くことが出来ました。最終ラップに向けてギャップを維持することが出来ました。レース内容に満足しています。」

「改善の理由は自分でもわかりません。ただ予選がいつも問題なんです。可能な限り常に1列目にいることが重要です。そして日曜日は常にスピードを発揮出来ますが、フロントタイヤの空気圧を低めに維持していくことが重要ですね。こういう形でレースを続けていきたいです。」

「現状はチャンピオンシップでペッコとの差が開いています。ただ、しっかりとトップで走行を続けていくこと、なるべく良いレースを続けていくことが重要になると思っています。」

(Photo courtesy of Ducati)