バイクを楽しむことが出来た

レース序盤、ミルはスタートをうまく切ったものの、他のライダーの接触によりコース外へ押し出され、最後尾に後退。しかし、セットアップの改善により自信を取り戻したミルは、その後果敢に追い上げ、11位でフィニッシュ。後半のラップタイムではトップ10のライダーに匹敵する速さを見せ、シーズンを通して得た2ポイントから大きな飛躍となった。今後のアジア戦でも、この勢いを保つ決意を示している。

ジョアン・ミル

「本当に良いレースでした。久しぶりに本気でプッシュして、バイクを楽しむことができました。スタートは良かったのですが、ラウルがオープニングコーナーでかなりアグレッシブに来たので、外に押し出されて最後尾まで下がりました。その後、追い上げ、特に後半は自分の走りに満足しています。」

「11位という結果は、今の自分たちの位置からすると良いもので、週末全体での進歩が見られたのも嬉しいです。チームのみんなに感謝したいです。彼らがセットアップを改善してくれたおかげで、ミザノで初めてのレースを楽しむことができました。これからアジア戦に向けて、この勢いを続けたいです。」

(Photo courtesy of michelin)