苦戦の週末も執念の走りでポイント獲得
2020年の世界王者ジョアン・ミルにとって、今季最も困難な週末となったが、執念の走りで確かな成果を残した。決勝ではスタート直後から順位を上げ、第3周には早くもポイント圏内に浮上。その後はリンスとクアルタラロのヤマハ勢を追い詰め、終盤には両者を難なくオーバーテイク。11位でレースを終えたミルは、苦しい状況の中でも粘り強さを見せた。

確かな収穫と今後への意気込み
「非常に厳しい週末でしたが、なんとかチェッカーを受けてポイントを獲得できて嬉しいです。これ以上を狙うのはかなりリスクが大きかったので、今日達成できたことには満足しています。この週末はRC213Vの様々なパーツやセットアップをテストし、多くの情報を得ることができました。チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげです。次はアッセンに向かい、さらに上を目指します。」
