最終ラップでの激戦

エネア・バスティアニーニは、今週末のレースについて振り返り、予選とスプリント後のフィーリングが良かったことを強調した。前夜にはチームとともにバニャイアのデータを分析し、準備を整えたという。レースではホルヘ・マルティンのスピードが圧倒的だったが、終盤に追いつくことができ、最終ラップのターン4で唯一のアタックチャンスがあったと明かす。なお、この勝利はDucatiにとって記念すべき100回目のMotoGP優勝となった。

エネア・バスティアニーニ

「今週末はスタート良くなかったんですが、予選、スプリントレースの後にフィーリングが良かったんです。昨晩も22時ほどの時間にチームとペッコのデータを見ていました。今日はホルヘが素晴らしいスピードがありましたが、残り数周で追いつくことがでできました。彼にアタック出来るのは最終ラップのターン4だけでした。彼がラインをクローズしてきたので、ああいった形になってしまいました。セクター3は彼のほうが速かったですし、他の場所でチャンスはなかったでしょうね。」

「2022年も優勝をしようと思いましたが、その時はホルヘに負けてしまったんです。ミサノはいつも自分に特別な何かをくれるトラックです。このトラックのことを理解していますし、ターン11、ターン12のような高速コーナーで走行するのは2週間前よりも楽に感じました。」

(Photo courtesy of michelin)