マレーシアGPのスプリントレースでは抜群のスタートからホルヘ・マルティンがレースをリード。追う展開となったフランチェスコ・バニャイアは2位走行中に転倒してリタイアとなった。これで2位走行中のマルク・マルケスがそのまま2位でフィニッシュ、エネア・バスティアニーニが3位となった。
この結果を受けて、ホルヘ・マルティンとフランチェスコ・バニャイアのポイント差は29ポイントに拡大。明日の決勝レースでホルヘ・マルティンが優勝した場合、フランチェスコ・バニャイアは2位を獲得出来なかったとすると、その瞬間にホルヘ・マルティンのチャンピオンシップ優勝が決定する。
4位はアレックス・マルケス、5位ファビオ・クアルタラロ、6位フランコ・モルビデッリ、7位ブラッド・ビンダー、8位ジャック・ミラー、9位ペドロ・アコスタ、10位マルコ・ベッツェッキとなった。
スプリントレース 優勝ホルヘ・マルティン
「素晴らしい週末です。難しいレースでした。レコードペースでの走行でした。ペッコが転倒した後はマルクとの差をコントロールするレースでした。マルクが追いついてきていたので、正確にミスをしないように走行していました。明日もミスなく走行したいですね。今日のレースはバレンシアに捧げます。」
スプリントレース 2位マルク・マルケス
「ひたすらに作業を続けてきました。今まで試したことがなかったセットアップを試して練習走行と予選で良い感触で走行出来ました。明日は表彰台が獲得出来るかわかりませんから本当に嬉しいです。この表彰台を大変な状況のバレンシアの皆さんに捧げます。」
スプリントレース 3位エネア・バスティアニーニ
「フロントタイヤに苦戦したので難しいレースでした。もっとプッシュしたかったんですが、フロントが頼りない感触だったんです。とは言え表彰台を獲得出来たのは嬉しいですね。」
順位 | ゼッケン | ライダー名 | メーカー | タイム |
1位 | 89 | ホルヘ・マルティン | DUCATI | 19’49.230 |
2位 | 93 | マルク・マルケス | DUCATI | 19’50.143 |
3位 | 23 | エネア・バスティアニーニ | DUCATI | 19’51.240 |
4位 | 73 | アレックス・マルケス | DUCATI | 19’55.805 |
5位 | 20 | ファビオ・クアルタラロ | YAMAHA | 19’57.147 |
6位 | 21 | フランコ・モルビデッリ | DUCATI | 19’58.187 |
7位 | 33 | ブラッド・ビンダー | KTM | 20’00.245 |
8位 | 43 | ジャック・ミラー | KTM | 20’01.064 |
9位 | 31 | ペドロ・アコスタ | GASGAS | 20’01.321 |
10位 | 72 | マルコ・ベッツェッキ | DUCATI | 20’02.070 |
11位 | 42 | アレックス・リンス | YAMAHA | 20’04.131 |
12位 | 41 | アレイシ・エスパルガロ | APRILIA | 20’04.454 |
13位 | 37 | アウグスト・フェルナンデス | GASGAS | 20’06.345 |
14位 | 12 | マーべリック・ビニャーレス | APRILIA | 20’07.833 |
15位 | 10 | ルカ・マリーニ | HONDA | 20’08.320 |
16位 | 36 | ジョアン・ミル | HONDA | 20’09.434 |
17位 | 30 | 中上 貴晶 | HONDA | 20’10.941 |
18位 | 25 | ラウル・フェルナンデス | APRILIA | 20’13.044 |
19位 | 29 | アンドレア・イアンノーネ | DUCATI | 20’15.128 |
20位 | 32 | ロレンソ・サヴァドーリ | APRILIA | 20’19.008 |