MotoGP2025　開幕戦タイGP　プラクティスでトップタイムをアレックス・マルケスが記録　

マルケス兄弟がワンツーでプラクティスを終了

2025年MotoGP開幕戦となるPTグランプリ・オブ・タイランドの初日が終了。チャン・インターナショナル・サーキットでの激しいプラクティスの結果、アレックス・マルケス（BK8グレシーニ・レーシングMotoGP）が兄マルク・マルケス（ドゥカティ・レノボ・チーム）を抑え、トップタイムを記録。2位はマルク・マルケスとなった。

3位はKTMのペドロ・アコスタ（レッドブルKTMファクトリーレーシング）、4位にマルコ・ベッツェッキ、5位フランコ・モルビデッリ、6位にホンダのジョアン・ミルが入り、嬉しいQ2行きを決定。7位にはトラックハウスのラウル・フェルナンデス、そして9位には同じくトラックハウスの小椋 藍がルーキーとしてQ2行きを決定。8位にはヤマハのファビオ・クアルタラロとなった。10位はヨハン・ザルコとなった。この結果により、2023年インドネシアGP以来、全5メーカーがQ2に直行するという激戦の幕開けとなった。

バニャイア、痛恨のQ1行き

セッション終盤、イエローフラッグと走行妨害がバニャイアのアタックを阻んだ。最初のアタックはイエローフラッグでキャンセルされ、最終アタック中にはターン5でスローペースのモルビデリと接触。これによりバニャイアはタイムを更新できず、開幕戦ののプラクティスで13位に沈んだ。最終的にFIM MotoGPスチュワードはモルビデリに対し、決勝でのグリッド3つ降格のペナルティを科したが、バニャイアはQ1から予選を走行することになる。