序盤の苦戦から手応えあるレース展開へ

フランチェスコ・バニャイアは序盤こそフィーリングを掴むのに苦労したものの、周回を重ねるごとに改善を重ねていった。レース終盤には長く前を走っていたポル・エスパルガロを抜きにかかる場面もあったが、ブレーキングでわずかな誤算が響き結果にはつながらなかった。それでも今季初めてポジティブな感触を得られたことを強調し、この3日間での進歩に手応えを感じながら次戦へと視線を向けている。

今季初めてポジティブな感触

「レースは悪くなかったです。序盤はフィーリングを掴むのに少し時間がかかりましたが、周回を重ねるごとに改善していきました。終盤は長い間ついていたポル(エスパルガロ)を抜こうとしたところで、5コーナーのブレーキングポイントを見誤ってしまいました。今シーズンで初めてポジティブな感触を得られたレースでした。結果としては期待に応えるものではありませんが、問題解決に向けて前進できたことが大きな収穫です。この3日間での進歩には満足しています。」