ミサノ戦 レース2 ブレガが25連勝 今季21勝目でシーズン7度目のハットトリック達成

世界スーパーバイク選手権(WSBK)ミサノ・ワールド・サーキット「マルコ・シモンチェッリ」のRace2で、ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)が25連勝を達成した。序盤にチームメイトのイケル・レクオナの挑戦を受けたものの、ブレガは5秒以上の差をつけてレクオナを抑えて優勝。3位には、終盤にアクセル・バッサーニ(bimota by Kawasaki Racing Team)が転倒したことで繰り上がったヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)が入り、今季2度目となる1ラウンド3表彰台を達成した。

ブレガ、さらなる歴史を刻む

レクオナはスタートを決め、序盤の半周にわたってブレガに激しく挑んだが、ブレガはターン11で前に出ると、すぐにチームメイトとの差を広げていった。バッサーニはチームメイトのアレックス・ロウズとともに好スタートを切り、地元ビモータのホームポディウムを目指して3番手・4番手につけた。レクオナがコースアウトするミスを犯したことで、ブレガは先頭に2秒以上のマージンを築いた。ブレガは今季21勝目を挙げ、昨年のトプラック・ラズガットリオグルの記録に並ぶ歴代2位の勝利数に到達した。また、今季7度目のハットトリックも達成し、1シーズンでその数に達した初のライダーとなった。

レクオナは18戦連続2位を記録し、これはWSBK史上最多連続2位のオールタイムレコードとなった。バッサーニは2023年以来となるミサノでのホームポディウムを狙える位置につけていたが、レース終盤のターン8で転倒を喫した。これにより、21周のレース序盤にアレックス・ロウズの前に出ていたモンテッラが3位に繰り上がった。モンテッラは今季2度目となる1ラウンド3表彰台を達成した。これはモストでブレガとレクオナのファクトリーDucatiデュオに次ぐ3位でフィニッシュした際と同様の結果である。

ビモータ、再びトップ4に

アレックス・ロウズはチームメイトの終盤の転倒を受けて4位でフィニッシュ。タラン・マッケンジー(MGM Optical Express Racing)はロウズから2.774秒差の5位を獲得し、WSBKでの自己最高ドライコンディション結果を更新した。なお、マッケンジーの総合自己最高位は4位である。アルベルト・スッラ(Motocorsa Racing)は今週末2度目の6位入賞を果たし、ポイント獲得を12戦連続に伸ばした。

トップ10での接戦

アンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)はスタートで好ダッシュを見せ、ヤマハ勢最上位となる7位でフィニッシュした。8位のレミー・ガードナー(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)とは1秒以内の差で、ガードナーはWSBKキャンペーンでの自己最高結果を記録した。マイケル・ファン・デル・マーク(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)はレース終盤にサム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)と争い、わずか0.037秒差で9位を獲得した。

Race2でのポイント獲得

シャビ・ヴィエルヘ(Pata Maxus Yamaha)はトップ10まであと1.884秒に迫る11位でフィニッシュ。ギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team)をわずか0.017秒差で抑え、ガーロフは12位に終わった。ソムキャット・チャントラ(Honda HRC)はWSBK自己最高結果となる13位を獲得。その後方にはトミー・ブライドウェル(Superbike Advocates)、ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven)が続いた。バルダッサーリはテクニカルトラブルとみられる問題で一時停車したが、レースに復帰することができた。

惜しくも届かず

ステファノ・マンジ(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)はスタートで大きく出遅れ、最終的に16位でフィニッシュ。マッティア・ラト(Motoxracing WorldSBK Team)が17位、ライアン・ヴィッカーズ(Honda HRC)はRace2中に転倒を喫したが再スタートし、最後尾の18位で完走扱いとなった。

Race2リタイア

アルヴァロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team)は1周目のターン8で転倒してリタイア。バハッティン・ソフオール(Motoxracing WorldSBK Team)は2周目のターン13で転倒しリタイアとなった。ミゲール・オリベイラ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)はトップ10圏内を走行していたが、7周目に肩の負傷による影響でペースが落ち、自らレースを諦めた。