ビニャーレス選手はプレスカンファレンスで、最初はフロント集団が出来てその中でのレースとなるだろうと語っています。また他の選手があまりセッティング出来ていない中で、セッティングが仕上がりつつあるビニャーレス選手は有利ではないか?という質問に対しては「スタート次第」と語っています。

(Photo courtesy of michelin)

マーヴェリック・ビニャーレス

「とても妙な夜でした。カタールでこんな形は妙です。とにかくFP1から良い感触で、昨年の予選タイムを上回るほどのスピードでした。明日に向けて素晴らしいペースですし、明日のウォームアップを良い感触で終えるのが重要になります。明日は天候が保ってくれるといいですね。」

「完全にレインタイヤでも完全にドライタイヤでもない状態でしたね。これで走り出すのはあまりにもリスクが高かったと思います。ライダーの中には残念に感じた選手も嬉しかった選手もいるでしょう。自分としては一番は安全ですね。燃料満載での走行、電子制御、ユーズドタイヤなどありますから、こうして走れない形になったのには残念です。レースセットアップでのバイクを試せないんですからね。明日試す事になります。どのライダーもがっかりしていると思いますね。」

「セットアップはテストと同じです。ペースも良かったですが、グリップレベルがテストと比べると低かったので少しモディファイが必要かもしれません。ウォームアップはグリップレベルの確認が必要になるでしょう。そしてどのセットアップを使用するかを見ることになります。最初の10ラップは自分達トップグループでのレースになるでしょう。ここカタールではいつもそうであるようにね。スタートしてプッシュしていきます。リズムとしては多くのライダーがフロントで走れるという形だと思いますから、自分達のベストを尽くしたいと思います。」

(※セッションが流れたことで有利になるかは)「わかりません。彼らが良いスタートをすれば自分よりもフロントに来ることが出来ますからね。ブルノでは予選であまり良くない順位でしたが、素晴らしいスタートを決めて1コーナーでは既に3位だった事もありました。ですからなんとも言えません。ドヴィツィオーゾはかなり良い位置にくると思います。ヴァレンティーノも10位スタートですけどフロントに来ることが出来るでしょう。彼は常に素晴らしいレースをしますからね。アンドレアにマルクもいますし、1周目は大変な戦いになるでしょう。良いスタートをしてプッシュして、自分達のペースで走行したいと思います。最小限のリスクで良いペースで走りたいですね。」