今年の鈴鹿8耐において、チームカガヤマのチームマネージャーにはケヴィン・シュワンツが就任します。なお、ライダーにはMoto2世界選手権で活躍するアメリカ人ライダーのジョー・ロバーツも迎えるとのことで、大いに期待出来そうです。
スズキの1993年の500ccのWGPチャンピオンライダーであるケヴィン・シュワンツが、7月26日から29日にかけて開催される世界耐久選手権の最終戦となる鈴鹿8耐において、チームカガヤマのチームマネージャーに就任する。
スズキ親善大使のシュワンツは、第41回目を迎えるこのイベントにおいてこのプライベートチームを率いる形だ。ライダーはスズキのMotoGP、WSBK、BSBそして鈴鹿8耐に深く関わってきた加賀山就臣、浦本修充、そしてアメリカ人ライダーであるジョー・ロバーツで、チーム名称はチームカガヤマU.S.A.となる。
浦本は現時点ではスペイン選手権のスーパーストック1000クラスにSUZUKI JEG/ KAGAYAMA Racingから参戦しており、ロバーツはMoto2世界選手権にNTSのシャーシを使用して参戦している。そして今回ロバーツにとってはこれがはじめての鈴鹿8耐参戦となる。シュワンツは2013年にチームカガヤマから鈴鹿8耐に参戦。2015年以来となる表彰台、初優勝を目指す。
チームオーナ 加賀山就臣
「今年のチームカガヤマのコンセプトはUSAです。ケヴィンとは2013年に共に走り表彰台を獲得しました。しかし今回はチームマネージャーとして参加してもらいます。またMoto2ライダーのジョー・ロバーツにとっては今回が初めての鈴鹿8耐となります。ケヴィンがジョーにいかに鈴鹿8耐を戦うかのアドバイスを授けてくれるでしょうし、彼の経験はチームがレースウィークを戦う上での戦略面の立案に大きな助けとなってくれるでしょう。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of suzuki-racing)