BMWはEICMAで完全新型となったBMW S1000RRを発表しました。エンジンは新設計となるもので、BMWのシフトカムテクノロジーを採用。これは吸気側のバルブタイミングでバルブストロークを可変させるもの。これによってエンジン出力は205馬力、各部の軽量化によって装備重量で197kgを達成しています。

BMW S1000RR主な特徴

・4kg軽量になった4気筒エンジンはBMWシフトカムテクノロジーを搭載。吸気側のバルブタイミングとバルブストロークを可変させる。
・出力とトルクが向上し205馬力を13,500回転で、113 Nmのトルクを11,000回転で発生する。
・トルクの向上を中低速域で達成したことでドライバビリティーが向上。
・新開発のサスペンションはフレックスフレームと呼ばれる特徴を持つ。
・ハンドリング向上のためにサスペンションのジオメトリーを変更。これにより明確なトラクションのフィードバックを実現。
・ダイナミック・ダンピング・コントロールは新型バルブをオプション装備。電子制御サスペンションとしてさらに進化。
・各部の軽量化によって装備重量で軽量化され197kgに。Mパッケージは193.5kgとなる。
・新型エキゾーストは1.3kg軽量となった。
・新型6軸センサー装備。

・ダイナミック・トラクションコントロールが標準装備に。
・DTCウイリーファンクションが標準装備に。(調整機能はオプション)
・エンジンブレーキコントロールは調整式
・ABSプロが標準装備に。
・ライディングモードはレイン、ロード、ダイナミック、レースとなり、ProモードはオプションとなりRace Proというモードを1〜3段階で調整出来る。
・Proモードにはローンチコントロール、ピットレーンリミッターが装備。
・シフトアシストプロが標準装備になり、シフトパターン切り替えが可能。
・クルーズコントロールがオプションとして装備。
・6.5インチの新型インストゥルメントパネルを装備。
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(Source: BMW)

(Photo courtesy of BMW)