3月13日に、タイの首都バンコクでホンダのイベントに参加したキャミアと清成。ここで熱狂的なファンからエネルギーをもらった2人は、トラック温度50度近くなるブリーラムでのレースに備えます。現地時間10:30から金曜のセッションが開始となります。

レオン・キャミア

「ブリーラムに向かう前にバンコクでホンダのイベントに参加し、ファンからの素晴らしい声援をもらいました。タイGPに向かうにあたり非常に大きなブーストとなりました。ブリーラムは実際かなりシンプルなトラックで、いくつかのハードブレーキングゾーンとタイトコーナーがあるだけです。ただその中でも0.1秒が大きな違いとなりますから難しいトラックでもあります。昨年は非常にタイトでしたから、ここではしっかりと準備を整えていないと苦戦することになるでしょう。気温は40度近くなり、トラック温度は50度半ばとなります。ライダーにとっては、フィジカル面、メンタル面で大変でしょう。」

清成龍一

「タイではバイクレースが大人気ですから、ホンダのファンにバンコクで会えたことは素晴らしい経験となりました。今週末はベストをつくして走りたいと思っています。ブリーラムは大好きですし、トラックの作りも簡単です。2つのロングストレートにいくつかのハードブレーキングゾーンがあり、いくつかの低速コーナーがあります。自分のライディングスタイルとしてはタイトコーナーを得意としています。そうは言っても、良いラップタイムを記録するには少しトリッキーなトラックでもあります。気温もまた大きなチャレンジとなるでしょう。バイクとタイヤにとってはそうでもないでしょうが、ライダーにとっては大きな負担となります。3レース走るのがどんなに大変か想像もつきませんが、これはどのライダーにとっても同じです。どうなるか見てみましょう。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)