ヤマハは今年の鈴鹿8耐の参戦体制を発表。注目を集めたのはYAMAHA FACTORY RACING TEAMのカラーリング。これには1985年のヤマハTECH21の復刻カラーを使用し、「令和の序幕、R1」をスローガンに鈴鹿8耐 5連覇を目指します。

2018年大会では20周年を記念した赤と白のカラーリングでしたが、今回は懐かしのTECH21カラーを使用。MS統括部 MS戦略部部長の堀越慶太郎氏によると「80年代後半に青春を過ごした方々に、再びサーキットへ足を運んでもらうために企画した」とのことです。

ゼッケン21のYAMAHA FACTORY RACING TEAMは中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マークの3名、ゼッケン7のYART Yamaha Official EWC Teamからは、ブロック・パークス、マービン・フリッツ、ニッコロ・カネパという体制です。

ヤマハTECH21は、1985年にヤマハが鈴鹿8耐に初めてワークスバイクで参戦した時のカラーリングで、1987年に初優勝を遂げています。吉川和多留 監督は「鈴鹿8耐での優勝は簡単ではない。今年は目標220周完走を目指す。」(※2018年は199周走行した)と語っています。

(Source: Yamaha)

(Photo courtesy of Yamaha)