Suzuki Endurance Racing Teamはセパン8時間耐久レースにおいて、11番グリッドからのスタートとなった。予選は激しい暑さの中で行われ、これによってライダーとメカニック達に苦労を強いる形となった。こうしたコンディションのせいもあって、ベストラップタイムは最初の予選セッションが行われた朝に記録された。

SERTの目標はレースに最高のコンディションで挑むため、セッティングを向上させることでヴィンセント・フィリップ、エティエンヌ・マッソン、グレッグ・ブラックは懸命な作業を続け、GSX-R1000はコンスタントさを取り戻した。そしてマッソンは2:07.458を記録してその時点で7位タイムを記録。ブラックが2:07.539を、フィリップが2:07.997を記録する。3名の平均ラップタイムによってSERTは11番手からのスタートとなる。
Suzuki Endurance Racing Team セパン8時間耐久レースで11番手スタート
セパン8時間耐久レースでは合計で9つのスズキチームが参戦する。その中にはEWCクラス13番手のSuzuki JEG-Kagayama、SSTクラス4番手のMotors Eventsなどがある。

TOP10も重要だが、レースに集中することが重要

SERTチームマネージャーダミアン・ソルニエ

「もちろんTOP10を獲得出来れば良かったとは思いますが、レースにしっかりと集中することも重要です。バイクに関して良いベースセッティングを見つけることが出来たのは安心しました。日本の吉村とダンロップのエンジニアが実に大きな助けとなりました。共に手を取り合って作業していますので、本当に強い繋がりが出来ています。まだまだ確認したいことはありますが、レースに向けて自信はあります。チームの皆がベストを尽くしてくれることでしょう。」Suzuki Endurance Racing Team セパン8時間耐久レースで11番手スタートSuzuki Endurance Racing Team セパン8時間耐久レースで11番手スタート

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of suzuki-racing)