ヤマハは2021年のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に若いライダーを複数名投入する。まず日本人ファンにとって嬉しいのが、現在JSB1000で全レースで優勝、チャンピオンシップをリードしている野左根航汰がWSBKデビューすることだ。
野左根航汰はYART Yamahaから世界耐久選手権(EWC)に参戦していたが、2017年に雨の日本GPにテック3ヤマハから出場、スピードを発揮したことで覚えているファンも多いだろう。
また、今年からPataヤマハで戦うトプラック・ラズガトリオグルのチームメイトとしては、今年WSSPクラスでこれまでに11勝し、タイトルを獲得しているアンドレア・ロカテッリがPataヤマハからWSBKデビューをする。
野左根航汰
「FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)は自分にとってライダーとして成長出来る場だと思います。世界選手権で再び戦えるチャンスをいただけたことが嬉しいです。世界トップライダー達と今まで使ってきたタイヤとは違うタイヤメーカーで戦うことになります。そしてほぼすべてのサーキットが自分にとっては走ったことが無いサーキットです。本当に大変なチャレンジだと思います。」
「日本人ライダーの1人として日本のファンの期待に応えたいですし。世界中のファンの注目を集めたいと思います。レースに向けて出来る限りの準備をしたいと思います。GRT Yamaha WSBKジュニアチームでギャレット・ガーロフと走ることになりますが、ギャレット・ガーロフは既にルーキーイヤーで表彰台を獲得しています。この素晴らしいチームと共に成長していくのが楽しみですね。」
「JSB1000のシーズン真っ只中ですが、現在ポイントをリードしています。目標はWSBKにJSB1000のチャンピオンとして参戦することです。今シーズン残りの2戦のタイトル獲得を決めたいと思います。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)