2025年もライダーラインナップは変わらず

GYTR GRT Yamaha WorldSBKチームは、2025年も現在のラインナップである、レミー・ガードナーとドミニク・エガーターを継続して起用。2023年はMotoGPからWorldSBKへ移籍し、学びの年となったガードナーは、シーズン後半にかけて大きな進歩を遂げ、最終戦のヘレスではデビュー表彰台まであと一歩のところまで迫った。2024年シーズンではさらなる成長を見せ、アッセンで初のWorldSBK表彰台を獲得、シーズンを通してトップ6内で安定して戦い続けている。

一方のドミニク・エガーターは、ヤマハでワールドスーパースポーツチャンピオンを獲得後、スーパーバイククラスに昇格、ガードナーと同じく2023年は学びの年となった。開幕戦のフィリップアイランドでは、早くも予選でフロントローからのスタートを切り、その潜在能力を示し、初のWorldSBK表彰台はシーズン終盤のヘレスでの3位フィニッシュによって獲得している。2024年シーズンは病気のため冬季テストを欠場、さらに負傷でポルトガルのポルティマオ戦までの長期間にわたって欠場を余儀なくされた。

レミー・ガードナー

「GYTR GRT Yamaha WorldSBKチームであと1年戦えることが決まって本当に嬉しいです。2024年は好不調がありましたが、全体的にはポジティブなシーズンで、アッセンで初めて表彰台にも立つことができました。まだまだ表彰台を狙いたいですし、来年はさらに一貫してトップ争いができるように、今年の成果をベースに成長していきたいです。」

ドミニク・エガーター

「病気や怪我が続いた厳しいシーズンでしたが、そんな中でもヤマハとチームが自分を信じ続けてくれたことに感謝しています。WorldSBKではまだやり残したことがあるので、2025年もGYTR GRT Yamaha WorldSBKチームで戦えることが非常に嬉しいです。今年の終わりまでに再びチームに戻り、2025年に向けて準備を整えて、今シーズン中に全力を尽くしたいと思います。」

アンドレア・ドソーリ

「レミー・ガードナーとドミニク・エガーターが2025年もGYTR GRT Yamaha WorldSBKチームに残ってくれることを非常に嬉しく思います。レミーは今シーズン、何度も表彰台を争い、R1ライダーの中でもしばしばトップフィニッシュを記録しています。この調子で2025年もさらに成功に向けて成長を続けると確信しています。ドミニクに関しては、今年は運に恵まれず、厳しいシーズンとなりましたが、彼の速さは誰もが知っていることです。まだWorldSBKで彼の真のポテンシャルを発揮できていないと考えており、2025年に向けて再び彼を起用するのは自然な選択でした。」

(Photo courtesy of yamaha)