先週半ばにはHRCから契約更新を伝えられるも、最新型ファクトリーバイクを望む中上と、今年同様に昨年型を供給しようとするHRCとの溝が埋まらずだったとされる中上。ホンダの台所事情として最新型4台の供給は難しいのかもしれないが、競争が激化するMotoGPクラスにおいて、確たる結果を残すには最新型が必要なのも事実。(※クアルタラロという例外はあるが。。)どのような形で契約がまとまるか注目だ。

中上 貴晶

「良いスタートが出来て、序盤はカルの後ろで彼について行こうとしていました。非常に難しいレースでずっと10番手でしたが、最後になってポル・エスパルガロを抜くチャンスがありました。素晴らしい結果とは言えませんが、またしてもトップ10でレースを終えることが出来たのは嬉しいですね。皆によっても重要な結果ですし、ライディングの改善を続けています。明日はテストがあります。新しいパーツは特にありませんが、いくつか試したいアイディアがあります。次のレースもハードに作業を続けます。」

(Source: LCR)

(Photo courtesy of LCR)