ドライでも表彰台獲得が出来ることを示したミラー。後半戦から来年の活躍如何では2021年のDucatiファクトリーシートの可能性が高まるだけに、この結果には満足の様子。契約更新に関してはPramacとしてもミラー以外にほぼ可能性はないと言える状況だけにジョークを飛ばす余裕も見せている。

ジャック・ミラー

「マルケスとの差を考えると良い結果でした。今日はミディアムの感触が悪くハードタイヤを使用することになりました。今日は途中ターン5で危うい瞬間があってリンスを抜くのはもう無理かもと思っていました。でも彼の走りを見ると自分以上に滑りまくっていたんです。残り5周では彼は全てのブレーキングで滑っていたので、さらに彼のタイヤの摩耗が進むのを待って、その後ストレートで苦戦しているリンスをターン1で抜きました。

「でもさすがにスズキのバイクはああいった状況でもタイトなラインを維持出来るようで、彼を抜くのには手こずりました。ただ彼はタイヤで苦戦していたので、一度前に出ればついては来れないだろうと思っていました。再び表彰台に戻ってこれて嬉しいです。また、今回はスタートを遅らせてくれたドルナに感謝したいですね。」

「夏休みはオーストラリアで釣りなどしてゆっくりと過ごしました。しっかりとリラックスも出来て良かったですね。そして夏休み明けにこうして表彰台を獲得出来たのは嬉しいことです。テストでは新しいパーツを使用出来ることが楽しみです。バイクにはまだまだ改善が必要な点がありますからね。」

契約更新はまだですが、こういう結果が大きな影響を与えるのは間違いありません。毎日郵便箱を開けて契約書が入っていないか確認しているんですが、今のところ契約書は届いてないみたいです(笑)まぁ、焦ることはないでしょう。」

(Source: Pramac)

(Photo courtesy of Pramac)