アルヴァロ・バウティスタは今年Aruba.it RacingからWSBKデビューを果たし、新型のパニガーレV4Rで絶対王者のジョナサン・レイとタイトル争いを繰り広げている。そして来年はHRCサポートのホンダファクトリーチームへと移籍することが正式に発表された。チームの詳細、バイクの詳細の発表はまだだが、バウティスタ移籍のタイミングで完全新型のCBR1000RRがデビューとなる可能性は非常に高い。新型が2020年にデビューするのであれば、早ければ来月の東京モーターショー、11月のミラノショーで発表となるはずだ。

アルヴァロ・バウティスタ

「本当に嬉しいですね。HRCとの新しいプロジェクトに期待しています。WSBKにホンダはフルファクトリー体制で戻ってきます。これはモチベーションを掻き立てられますよね。HRCのチームに加わるのは非常に重要なことで、素晴らしい企業ですし、WSBKタイトルを再び獲得しようとしているんです。来年は厳しい1年となるでしょう。今シーズンのWSBKの経験をバイクの開発に活かしたいですし、可能ならば優勝争いをしたいですね。」

「Ducatiファミリーでは素晴らしいレースをしていますから簡単な決断ではありませんでした。新しいバイク、新しいプロジェクトから初めて数多くのレースで優勝しました。ですが、HRCから提案のあったプロジェクトは本当に面白そうだったんです。ゼロからのスタートですし、プロジェクトの中心人物だと感じられるのもいいですね。」

「2020年の目標を今から語るのは難しいですが、ウインターテストでハードに作業を進め、開幕戦に出来る限り最高の形で挑みたいと思います。序盤から優勝争いがしたいですが、全てがどのように進んでいくのかを見ていく必要があります。」

(Source: WSBK)

(Photo courtesy of Ducati)