予選2番手となったビニャーレス。予選結果、そしてレース序盤のペースをしっかり改善してきており、今回も表彰台の可能性は高い。しかしペースという面ではマルケス、そして6番手、7番手スタートのミラー、ドヴィツィオーゾに劣っている。ホンダ、Ducatiのスリップストリームを利用してストレートで離されなければコーナーで勝負が出来るはずだが、本人は序盤から飛ばす作戦のようだ。これで最後までタイヤが保つのか、アラゴンのようにDucatiに追いつかれるのか注目だ。
マーべリック・ビニャーレス
「いろいろなコンディションでスピードがあってポジティブですね。FP4でもリズムの面で改善出来てマルクに接近しています。明日はターン1からプッシュしていきますがチャンスはあると思います。ここはタイヤの消耗が大きいですからタイヤマネジメントが重要ですが、今週末はずっとポジティブだと思います。」
「最高速はアラゴンほど差が気になりません。確かに他のバイクに比べてスピードが出ていないのは確かですが、他の強みがヤマハにはあります。序盤からプッシュして小さいグループで走行することが重要でしょう。Ducatiのバイクと一緒に走るのは分が悪いですからね。明日もいつも同様に最大限の力でプッシュして最終コーナーまで最高の結果を狙っていきます。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)