後半までタイヤが保たず、ペースが徐々に落ちていってしまうという問題を抱えるロッシ。前回から問題は解決出来ておらず、ウォームアップでは調子を上げたものの、路面温度が10℃上がって48℃となった決勝ではやはり苦戦のレースとなった。

バレンティーノ・ロッシ

「残念ながらいつも同じ問題があって、7周目、8周目、9周目あたりでリアタイヤのグリップに苦戦するんです。リアタイヤにかなりストレスを与えてしまっているようで、そのせいでリアタイヤのパフォーマンスが落ちてしまうんですよ。そのためスローダウンせざるを得ず、前回ラウンドと同様の展開となりました。」

「これがヤマハの新の実力ではないはずですから改善が必要でしょう。午前中はグリップを感じており、フィーリングも良かったんです。ペースも悪くなかったですし、ユーズドタイヤでのリズムも悪くないものでした。ただレースでは同じタイヤで苦戦、新品タイヤであったほうが苦戦してしまったんです。この状況を改善して理由を理解していく必要があります。あと残り4戦ありますから、改善を引き続き続けたいと思います。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)