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★MotoGP2017ミシュラン ヘレスGPプレビュー

ヨーロッパラウンドの初戦となるヘレスGPのミシュランのプレビューをお届けします。この後はル・マン、ムジェロ、カタルーニャ、アッセン、ザクセンリンクと続いて行きます。

ミシュランとMotoGP、スペインのフェスタに向けてヨーロッパに帰還

海外3連戦を終えた2017年MotoGPTM世界選手権。次戦はスペインのへレスで開催される「GranPremio RedBull de España」で、ここから選手権はヨーロッパラウンドに入ります。ミシュランとMotoGP参戦チームはカタール、アルゼンチン、そしてアメリカでの3レースで様々に異なるコンディションを経験しており、今やヨーロッパでのシーズン初戦として恒例となったここへレスでは、より安定した天候が期待されています。へレスには例年3日間で250,000人にも達しようというファンが詰めかけており、選手権カレンダーの中で最も観客数の多いグランプリのひとつです。

グランプリが開催される週末は、まさにカーニバルの雰囲気に包まれます。シェリー酒造りの伝統で知られるこの地域の祭典を見ようと、へレス・デ・ラ・フロンテーラやエル・プエルト・デ・サンタ・マリアといった近隣の街からも何千人ものファンがやって来ます。アンダルシア地方に位置するこのサーキット。周囲の丘とグランドスタンドを埋め尽くすと予想される大観衆で、このイベントが活発で感動的な雰囲気に包まれることは間違いありません。

4,423mのこのサーキットは様々に変化するバンク角、ハードブレーキングゾーン、そして高速コーナーという、変化に富んだレイアウトが特徴で、これまで人々の記憶に残る数々のレースが展開されてきました。また、路面のグリップレベルが非常に低いサーキットです。このためミシュランはそうしたコンディションで最適なパフォーマンスを発揮する、そして同時に、トラックの起伏と様々な特性に対応できるタイヤを用意。レースにおいてライダーがその持てるポテンシャルを充分に発揮できるよう、自信を提供します。

ミシュランが供給するスリックタイヤMICHELIN Power Slicksは、フロントがソフト、ミディアム、そしてハード、リアはソフト(左右対称)、ミディアム(右側をよりハードにした左右非対称設計)、そしてハード(左右対称)コンパウンドのタイヤです。フロント、リアともに、ソフトタイヤはサイドウォールのホワイトバンドで識別され、ミディアムはバンドなし、そしてハードスペックのタイヤはイエローのバンドで識別されます。ウエットコンディションとなった場合には、フロントおよびリアにソフト(ブルーバンド)およびミディアム(バンドなし)コンパウンドのMICHELIN Power Rainが供給されます。

ミシュランとMotoGP参戦チームは金曜日に行われる2回のフリープラクティスから走行を開始。土曜日朝のフリープラクティスがこれに続きます。公式予選は土曜日の午後行われ、日曜日の現地時間14時00分(CEST14時00分、BST13時00分、GMT/UTC12時00分)に27周で争われる決勝レースのスターティンググリッドが決まります。

2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「海外開催の3レースを終えて、ヨーロッパラウンドがスタートします。運搬が楽なホームに近い場所への移動となるのはありがたいです。へレスは私たちが今シーズン改善を目指しているサーキットのひとつです。ここはグリップが低いサーキットで、方向の変化が激しく、加えてコース幅がかなり狭いサーキットです。コーナーのレイアウトが多様であるということから、私たちは低速コーナーから高速コーナー、フラットなターンから高低差のあるところまで、良好なハンドリングを提供するバランスのとれた特性のタイヤを供給する必要があります。こうしたことから、へレスはあらゆる面でかなりテクニカルなサーキットなのです。」

「私たちは、私たちが求めている進化を実現するタイヤを用意していますし、月曜日の公式テストでは新しいオプションをいくつか投入する予定です。ここではライダーに既存の選択肢もいくつか試してもらい、現在私たちが持っているレンジの比較をしてもらいます。へレス戦は、エキサイティングで活発なファンがたくさん詰めかける素晴らしいレースです。これまで人々の記憶に残るバトルが展開されて来たレースであり、ここはヨーロッパでスタートするのに絶好の場所です」

<ミシュランタイヤ プレスリリース>

(Photo courtesy of michelin)

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